マタニティフォトを残すというのは、やはりその時にしか撮影できないレアな状態でもあります。人生の幸せな時間全部を写真に残したいという想いがあれば、絶対に逃せない瞬間だと言えるでしょう。子供が成長して大人になるまでをアルバムの中に残しておきたいと思うのなら、幼稚園や小学校、大学卒業や結婚式など節目は全部形にしておきたいものです。それならば更に、生まれる前の状態だって同じアルバムに収めておければ、よりいっそう子供の人生を形として残せたと感じられることでしょう。

でも、マタニティフォトというとかしこまったイメージがあるかもしれません。やはりどこかのスタジオへ行き、それなりの料金を払って撮影してもらうというのが通常のイメージです。これらには予約を入れることも必要となりますし、着付けなどの準備にも時間がかかるので、結構な手間と感じられそうです。共働きをしている時には妊娠七ヶ月や八ヶ月の段階でもまだ仕事を休まないでいる場合もありますし、忙しい母親にはスタジオまで行って撮影してもらう余裕はないかもしれません。

ですが、マタニティフォトというのは自宅でセルフ撮影することも十分に可能です。とにかく記念として写真を残せばいいのですから、納得のいく撮影ができるカメラが手元にあれば、それだけで事足ります。そして、セルフで撮影する場合には自宅で写真を撮ることが可能になるので、子供が生まれるまでの期間、お母さんが家でどんな風に過ごしていたのか、そんな空気を改めて伝えることもできるようになります。スタジオで撮影して綺麗な写真を残すのも良いですが、自宅でのセルフ撮影にはまた別の良さもあるのです。

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